2022年 10月 01日
「松本郁美展 西方見聞録 」八日目
「松本郁美展 西方見聞録 」の八日目。
松本郁美展は、明日10月2日(日)までとなりました。時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。どうぞこの貴重な機会にご来店ください。
松本郁美さん独自の絵付け作品3選です。白地に軽やかに動物や人物が描かれ、その周辺を青みがかった釉薬が盛り上がっています。マット質の絵の部分とガラス質の青の部分、そして背景となる柔らかな白のバランスが美しいです。水注は磁州窯の被せ蓋の水指し、六角急須は古い中国茶器、そして耳付七角杯は中国の皇帝が使った銀杯を参考にしています。古典として受け継がれてきた気品を纏いながら、松本さんのオリジナルの絵付けによって、ここにしかない雅趣に富む作品に昇華しています。
37)灰釉黒搔き落とし水注 高さ19.0cm
39)灰釉黒搔き落とし六角急須 (220cc)
42)白磁七角杯 動物文 口径Φ8.5 H6.0cm
【松本郁美展オンラインストア】
10/2(日)23時まで受付中
2022年9月24日(土)~10月2日(日) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
utsuwanote@gmail.com
略歴
1978年 静岡県生まれ
2001年 成安造形大学環境デザイン科卒業
2009年 京都府立陶工高等技術専門校卒業
2012年 京都市産業技術研究所釉薬実務修了
2017年 景徳鎮陶瓷大学にてレジデンス
2018年 滋賀県甲賀市に築窯
2022年 現在同地にて制作
by sora_hikari | 2022-10-01 17:38 | 松本郁美展