2022年 07月 21日
「松田苑子・黒木紗世 二人展 花の記憶」6日目
「松田苑子・黒木紗世 二人展 花の記憶」の6日目。
松田苑子さんの半透明のガラスの箱4選です。色を感じる有彩色の作品を作るようになったのは、ここ1年ぐらいのことで、元々はこのような無彩色で半透明な作品が中心でした。光を透かして中身の存在を感じることが出来るのはガラスの箱だからこそ。そこが松田さんがガラスで箱作りをする原点だったと思います。松田さんの「箱」は特に用途を限定していません。使う方が使い方を決める箱。しかし具体的な目的が先立つ用具というよりも「宝飾品」のような感覚で選ぶ方が多いように思います。自分にとって意味が生まれる「箱」。アクセサリーが自らの身を飾るものであるなら、松田さんのガラスの箱は、自らの心を飾るものであるように思います。どうぞこの中に大切な心を仕舞ってください。
【松田苑子・黒木紗世二人展オンラインストア】
期限は7/24(日)23時までになります。
写真順)
#23 ときの箱 ハマナス W6/D5/H3.5cm
#13 ときの箱 夏葉 Φ7.5/H3.5 cm
#9 記憶の箱 W6.5/D6.5/H5.5cm
#37 ときの箱 牡丹 Φ6/H3.5cm









松田苑子・黒木紗世 二人展 花の記憶
2022年7月16日(土)~24日(日)
11:00~18:00 最終日は17時まで
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
松田苑子 略歴
1986年 福岡県生まれ
2011年 多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム卒業
2013年 東京藝術大学大学院修士課程ガラス造形修了
2015年 金沢卯辰山工芸工房修了
2022年 現在、京都府南部にて制作
黒木紗世 略歴
1989年 京都府生まれ
2008年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 漆芸専攻卒業
2013年 京都市立芸術大学 漆工科髹漆専攻卒業
2016年 金沢卯辰山工芸工房 漆芸技術研修者修了
2022年 現在、金沢市内にて制作

by sora_hikari | 2022-07-21 18:00 | 松田苑子・黒木紗世展