2022年 05月 09日
「太田修嗣展 バイプレイヤー」3日目
「太田修嗣展 バイプレイヤー」の3日目。












太田さんの漆器は柔らかく見えます。整然と極めていく漆器の在り方からすれば、本来負の要素であるはずの歪み、ノミ跡、下地の凹凸、刷毛ムラなどを受け入れているからです。それはきっと木地から取り組む仕事ゆえに、人為によって木の息吹や漆の自然の揺らぎを抑え込もうとしないわきまえた姿勢からくるのでしょう。どの辺で手を止めるか。やり過ぎず、程よく受け入れる。それが太田さんの漆器に手の温もりを感じさせる理由なのです。










太田修嗣展 バイプレイヤー
2022年5月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
プロフィール
1949年 愛媛県松山市生まれ
1981年 鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年 村井養作氏に師事 蒔絵や変り塗りを学ぶ
1987年 神奈川県厚木市にて独立(ろくろ・指物・刳物一貫制作の工房を開く)
1994年 愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2022年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2022-05-09 18:58 | 太田修嗣展2022

