
「太田修嗣展 バイプレイヤー」の2日目。
太田さんの在廊が終わり、明日から平日の営業となります。お選び頂けるものは、まだ十分にございますので、どうぞこの機会にご来店ください。
太田さんは作家というよりも職人的でありたいと言います。では「職人」とは何か?太田さん曰く、職人とは繰り返し同じものを作ることだけではなく、同じようなものであっても、そこに自己研鑽を求めて、僅かながらも更新していくこと。そこを怠らないこと。相手には明確に伝わらない改良であっても、きっとそれは言葉を超えた実感として届いると信じている。既に評価されたものを効率よく繰り返すことで、糧は得られ易くなるとしても、それ以上にはならない。それを常に問い掛けることなのでしょう。
ネットという身体的な実感を伴わないコミュニケーションに於いては、分かり易い表現を求めてしまいがちです。ゼロかイチか。表層的で視覚的な分かり易さ。しかし本質的なものはグレーゾーンにあると。割り切れないもの、表しづらいもの。目に見えないもの。それを感じることが出来るかどうか。言葉にならないけど、何かがある。その肌感覚を失わないように作り続けることで、同じものも新たに再生されていく。それこそ「職人」としての誇りであると。
太田修嗣展 バイプレイヤー
2022年5月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00 最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
プロフィール
1949年 愛媛県松山市生まれ
1981年 鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年 村井養作氏に師事 蒔絵や変り塗りを学ぶ
1987年 神奈川県厚木市にて独立(ろくろ・指物・刳物一貫制作の工房を開く)
1994年 愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2022年 現在 同地にて制作