「瀬川辰馬展 Compile of Ceramics」6日目-2

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瀬川辰馬展」の6日目。

瀬川辰馬展のオンラインストアがスタートしました。本日4月7日(木)20時から4月10日(日)23時までご利用頂けます。わずかな期間の開催となりますが、気になる器がございましたら、どうぞご覧ください。

The online store for Tatsuma Segawa's exhibition is now open. It will be available from today, Thursday, April 7, at 20:00 until Sunday, April 10, at 23:00. Please take a look if you find any vessels you are interested in.

【瀬川辰馬展オンラインストア】
Tatsuma Segawa Exhibition Online Store
https://utsuwanoteshop.stores.jp/

写真は、緑青彩や鉄彩の花器です。形状はボトル、角瓶、鶴首、盤口壺、鉢形などが揃っています。瀬川さんのアイテムは通常、金属彩のマチエールが表れやすい平物(皿や鉢など)が中心ですが、今展ではこのような立面的に景色を楽しめる立ち物も多く出品されています。食器では採用しづらい銅や鉄の魅せる錆びたテクスチャーを、より絵画的に楽しむことができます。オンラインストアでもご紹介しておりますので、どうぞご注目ください。

【瀬川辰馬作品の解説】

◆金属彩の食器
陶器の表面に金属を焼き付けたマチエールが特徴です。銀、アルミニウム、ステンレスの3種類の金属を用いています。その内、銀彩は3つのパターンを展開しています。
1)銀彩シリーズ
 A:硫化銀彩シリーズ(品番S)銀を硫黄と化合させた硫化銀彩。染める時間などにより青系、ゴールド系、シルバー系があります。
 B:シン硫化銀彩シリーズ(品番N)しわ状の粘土の上に硫化銀彩を施しています。表面をワックス処理することで経年変化が抑えられます。
 C:ハードクラック硫化銀彩シリーズ(品番HC)ヒビ割れした粘土の上に硫化銀彩を施しています。表面はワックス処理してあります。
2)アルミニウム彩シリーズ(品番A)アルミニウムを焼き付けています。銀彩に比べると経年変化の差が少ないです。
3)ステンレス彩シリーズ(品番SUS)ステンレスを焼き付けています。金属彩の中では最も硬質でタフな性質です。
※金属彩の食器は、電子レンジ、食洗機はお使い頂けません。また金属のため経年変化がおこります。

◆非金属彩の食器
金属は使わない食器で、黒土に化粧土を象嵌したもの、白泥の原土に線刻を施した2つのシリーズです。
4)黒土象嵌シリーズ(品番B) しわ状の黒土に白泥を象嵌しています。
5)白泥線刻シリーズ(品番L)白い原土を使い、表面にらせん模様を線刻しています。
※非金属の食器は電子レンジでもお使い頂けます。

◆金属彩の花器や匣
銅を錆びさせた緑青彩、鉄を錆びさせた鉄彩の2つのシリーズです。
6)緑青彩シリーズ(品番P)陶器に銅を焼き付けて錆びさせています。
7)鉄彩シリーズ(品番i)陶器に鉄を焼き付けて錆びさせています。

瀬川辰馬展 "Compile" of Ceramics
2022年4月2日(土)~10日(日)
11時~18時 最終日は17時迄  
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

プロフィール
1988年 神奈川県生まれ、千葉県育ち
2011年 慶応義塾大学 環境情報学部 修了
2014年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2016年 東京都足立区にて独立
2017年 千葉県長柄町に築窯
2022年 東京都足立区にて制作



by sora_hikari | 2022-04-07 20:00 | 瀬川辰馬展

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