「岡崎真奈美展 布伝説」8日目-2

岡崎真奈美展 布伝説」の8日目-2。

インドネシア スラウェシ島の樹皮布。筒状になっており幅100×長さ133cmある大きなサイズです。"ヌヌ"と呼ばれるクワ科イチジク属の内皮を石槌で叩き伸ばして作られます。今展の中では素材感たっぷりな原始的な布です。縄文土器の模様や形状は植物で編んだ籠を真似たという説があるように、植物繊維を編むことは原始時代の頃から人間の暮らしには欠かせないことでした。スラウェシ島の樹皮布の起源も3500年前までは辿れるということですから、布の原点を感じる「土器」のような存在として接してみるのも面白いでしょう。

会期は明日12/26(日)まで。最終日は時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。尚、日曜日はギャラリー前の道路補修工事が休みのため、駐車場をご利用頂けることになりました。

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岡崎真奈美展 布伝説

Manami Okazaki The Legend of Old Textile

20211218日(土)~26日(日)

営業時間11時~最終日は17時迄 

全日在廊

ギャラリーうつわノート

埼玉県川越市小仙波町1-7-6


岡崎真奈美プロフィール

北海道生まれ

文化服装学院でデザインを学び、アパレルの仕事に就く。その後、東南アジアの旅を経てティモールを中心にした民族布を扱う仕事を始める。現在東京を拠点に、全国各地のギャラリーで「ティモールテキスタイル」を屋号に民族布や古物の展示会を行っている。


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by sora_hikari | 2021-12-25 19:09 | 岡崎真奈美展

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