2021年 12月 08日
「祈りのミニアチュール 九谷五人展」 5日目
「祈りのミニアチュール 九谷五人展」を開催中です。
本日12/8よりオンラインストアで作品を紹介します。現在はプレビュー中で、20時よりご利用頂けます。
キジバトでしょうか。巣作りのために枝を加えた鳥が描かれた「森の家」という名の輪花5寸皿。赤絵細描(あかえ・さいびょう)の架谷庸子(はさたに・ようこ)さんの作です。九谷焼の赤絵細描の大家・福島武山さんのもとで修業をした技術が生かされています。赤絵細描は1ミリの中に筆で3~4本もの線を描く神経の細かな技が必要です。近年は福島さんの元で修業をした数々の作家が、新たな九谷の細描の世界をリードしています。そんな中、架谷さんは女性らしい清楚かつ品行方正な印象で、時に愛らしいモチーフを選んでいます。今展では器を埋め尽くすほどの絵付よりも、白の余白を活かした作品が目立ちます。
架谷庸子/YOUKO HASATANI
石川県かほく市出身
2007年 石川県立九谷焼技術研修所卒業
2007年 福島武山氏に師事
2018年 伝統工芸士認定
2021年 現在、石川県かほく市にて制作
祈りのミニアチュール 九谷五人展
澤谷由子・西野美香・木戸優紀子・早助千晴・架谷庸子
2021年12月4日(土)~12日(日)
11時~18時 最終日は17時迄
作家在廊日
12/11・12(木戸優紀子 ※絵付け実演)
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
by sora_hikari | 2021-12-08 09:00 | 九谷5人展