2021年 07月 10日
「片桐功敦展 花と命 8日目-4
カサブランカ+森岡由利子。
森岡由利子さんの白磁大壺に溢れんばかりにいけられた大型のユリ、カサブランカ。敢えて葉をすべて落として、花のみを蠢くように放射させています。絢爛豪華な花なれど、その美しさを見せるよりも花の露骨なエロティシズムを感じます。部屋全体に広がる強い香りもまたそれを助長しているでしょう。五感でしか味わえない今展の大型作品のひとつ。片桐功敦展の見どころです。
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片桐功敦展 花と命
2021年7月3日(土)~11日(日)
11時~18時 会期中無休
花器:森岡成好、森岡由利子、阿曽藍人、東亨、森岡希世子、森田春菜、白石陽一、山田隆太郎、山本雅彦、他および骨董
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6
片桐功敦(かたぎり あつのぶ)
1973年 大阪府生まれ
1988年~ 六年間、米国留学
1997年 花道みささぎ流三代目家元を襲名
2001年 弘川寺(大阪府河南町)にて初個展
2005年 主水書房を開設
2008年 写真集「見送り/言葉」を刊行
2015年 南相馬市にて「SACRIFICE」を開催
2021年 現在、大阪府堺市を拠点に活動
by sora_hikari | 2021-07-10 09:49 | 片桐功敦展