2020年 09月 24日
「菅 祐子展 ファンタジア」6日目
「菅 祐子展 ファンタジア」の6日目。
菅祐子さんの木彫り作品。足ながっ!。極端にデフォルメされた9:1ぐらいのバランス。このなんとも屈託のない存在感。陶芸作品以前は、こちらがメインでした。
木彫りといっても力のこもらない軽やかなバルサ材。ぎこちなくカットされた輪郭。手に持つとさらにその物質としての薄弱さを実感します。こもらない技巧。それがいいんですね。難しいことを頼りにするおじさんは敵いません(多分)。
大学では版画を学び、リトグラフ(石板・金属板版画)→木版画→木彫り→陶土と平面から立体へ表現手段が変化しています。木版画の時に、木の素材感(木目や掠れ)が出ることが面白くなり、それが素材感のある立体作品へ発展するきっかけになったそうです。
しかし素材は今後特定することなく、いろいろなジャンルに行きそうな気がします。楽しみです。
【オンライン販売を行っています】
http://utsuwa-note.com/yukokan_catalog
菅祐子さんの木彫り作品。足ながっ!。極端にデフォルメされた9:1ぐらいのバランス。このなんとも屈託のない存在感。陶芸作品以前は、こちらがメインでした。
木彫りといっても力のこもらない軽やかなバルサ材。ぎこちなくカットされた輪郭。手に持つとさらにその物質としての薄弱さを実感します。こもらない技巧。それがいいんですね。難しいことを頼りにするおじさんは敵いません(多分)。
大学では版画を学び、リトグラフ(石板・金属板版画)→木版画→木彫り→陶土と平面から立体へ表現手段が変化しています。木版画の時に、木の素材感(木目や掠れ)が出ることが面白くなり、それが素材感のある立体作品へ発展するきっかけになったそうです。
しかし素材は今後特定することなく、いろいろなジャンルに行きそうな気がします。楽しみです。
【オンライン販売を行っています】
http://utsuwa-note.com/yukokan_catalog
YUKO KAN fantasia
菅祐子展 ファンタジア
2020年9月19日(土)~27日(日)
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1981年 京都市生まれ
2006年 多摩美術大学大学院版画専攻修了
2006年 版画作品を発表
2017年 木彫の立体作品を発表
2019年 陶の立体作品を発表
2020年 東京から岐阜県多治見市に移住し制作活動を続ける
by sora_hikari | 2020-09-24 17:38 | 菅祐子展