「松永圭太展 砂漠のゼブラ」3日目

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松永圭太展 砂漠のゼブラ」の3日目。

松永圭太さんのイニシャルとなる作品。蛻[monuke]。原土を半球の凹型に貼り付けて成形し、2つを合わせた作品。自然の原土を用いて人工的な型で立体化する。この相反する極を両立させる点が彼の作品のポイントでしょう。松永さん曰く、現代に於けるプリミティブとは古来の手法に立ち返って再現をすることではなく、今の時代に如何にそれを取り入れて考えることではないか。今ここに生れる根源的なもの。矛盾する要素に思えますが、何万年にもかかって生成された自然素材を、現代の視点で捉えることがひとつのテーマです。


松永圭太展 砂漠のゼブラ
2020年9月5日(土)-13(日)会期中無休
11:00~18:00
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

プロフィール
1986年 岐阜県多治見市生まれ
2010年 名城大学建築学科 卒業
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2016年 金沢卯辰山工芸工房 修了
2020年 現在、岐阜県可児市で制作中

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by sora_hikari | 2020-09-07 18:55 | 松永圭太展2020

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