2020年 07月 23日
「渡辺林平・渡邊心平展」6日目-5

「渡辺林平・渡邊心平展 立役と女形」の6日目-5。
渡邊心平さんの陽刻つがい鷺文皿。
寄り添った二羽の白鷺(しろさぎ)をモチーフにした糸切り成形の皿。目にはひと筆の呉須を、口縁に鉄を巻いています。古典の写しとのことですが、簡潔にして素晴らしいデザインです。お祝いの品として良いですね。白鷺の文様は、絵付けの中でも良く見られます。白い羽の優雅な美しさと、蓮と同様に池の泥の中にいても羽が汚れない高潔な姿が好まれたようです。
渡辺林平(粉引・焼締)・渡邊心平(色絵・染付)展
立役と女形(たちやくとおやま)
2020年7月18日(土)~26日(日)
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
渡辺林平プロフィール
1974年 岡山市に生まれる
2001年 備前陶芸センター修了
2002年 備前に全地下式穴窯を築窯
2020年 現在、岡山県備前市にて製作
渡邊心平プロフィール
1982年 愛媛県生まれ
2009年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2013年 陶磁器製造会社勤務
2020年 現在、佐賀県伊万里市にて製作
by sora_hikari | 2020-07-23 18:33 | 渡辺林平・渡邊心平展