「渡辺林平・渡邊心平展」5日目

渡辺林平・渡邊心平展 立役と女形」の5日目。

渡邊心平さんの色絵皿4種。皿は平面ゆえに絵画的であり見せ場のあるアイテムです。形・文様ともに古典を本歌としますが、忠実な再現ではなく現代の食卓に置き換えた独自の工夫がされています。

古典に魅せられる理由をお聞きしたところ「意匠、土味、釉調、焼きもあるのですが、衒いの無い人の想いが好きで、器一つ一つに作った人の想いを感じます」との事。外見的魅力だけでなく、昔の作り手と重なる身体感覚もあるのでしょう。実際に作っている人ならではの言葉だと思います。

模様解説(ご本人より)
1.丸文方角小皿
中央にある丸文は、明からの影響をそのまま受けていて、まだ日本の解釈を通していない怖い感じとたどたどしさを感じます。
2.雲竜文分銅形小皿
中央の木賊(とくさ)文様を縦横に使って市松模様を表現しています。
4.花に雉文皿
雉の色使いは初期色絵独特で、この時代のものは赤色の使い方が大胆で好きです。
7.捻縁々紅雲文皿
この模様は雲や雷を表現しているのではないかと思っています。

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渡辺林平(粉引・焼締)・渡邊心平(色絵・染付)展 
立役と女形(たちやくとおやま)
2020年7月18日(土)~26日(日)
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

渡辺林平プロフィール
1974年 岡山市に生まれる
2001年 備前陶芸センター修了
2002年 備前に全地下式穴窯を築窯
2020年 現在、岡山県備前市にて製作

渡邊心平プロフィール
1982年 愛媛県生まれ
2009年 佐賀県立有田窯業大学校卒業
2013年 陶磁器製造会社勤務
2020年 現在、佐賀県伊万里市にて製作

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by sora_hikari | 2020-07-22 09:00 | 渡辺林平・渡邊心平展

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