2020年 05月 29日
「太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」7日目(長方高台大盤)
「太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」は本日5月23日~31日までオンライン上(ブログ、Facebook、インスタグラム)で販売会を開催中です。
39.長方高台大盤 W57 D27.5 H6.2cm 栃
150,000yen+tax
分厚い栃の木を一木から刳り出した幅57センチある今展一番の大物です。威風堂々とした姿ですが、天板は意外に薄く、縁取りも僅かな高さで抑えており、重々しくはありません。その反面、天板を支える八の字高台はしっかりと厚く刳り残し、天守閣を支える石垣のごとく力強さが漲ります。木の力強さを伝えるために吹き漆で仕上げています。本来なら展示会はこういう一品物を目の当たりに出来るのが醍醐味です。
この高台大盤で使っている木は、一昨年、集中豪雨で山が崩れて圧し潰された資材置き場で助かったもの。再びその木を見て取り掛かったそうです。定番品と違い一品物を作る場合は、木に触発されて、どんなものにしてやろうかと考えるそうです。災害にあった二年前はちょうど弊店の個展直前で、急遽展示会の立会いが出来なくなりました。その思いもあったでしょうか、今回の展示会に合わせて製作して下さったものです。太田さんの男気を感じる一品です。茶台やお膳、料理の盛り付け、花台などにお使いください。
会期はあと2日となりました。5月31日で終了します。
今展の全作品カタログはこちらからご覧いただけます。
http://utsuwa-note.com/otashuji_worklist
ご購入について
ご希望の作品がございましたらメールにてご注文ください。
utsuwanote@gmail.com宛に「太田漆器」を表題にしてご連絡ください。
・ご希望の作品名・品番
・お名前、ご住所、お電話番号、PCメールを受信できるメールアドレス
・詳細なオーダー手順は作品リストに掲載しています。
39.長方高台大盤 W57 D27.5 H6.2cm 栃
150,000yen+tax
分厚い栃の木を一木から刳り出した幅57センチある今展一番の大物です。威風堂々とした姿ですが、天板は意外に薄く、縁取りも僅かな高さで抑えており、重々しくはありません。その反面、天板を支える八の字高台はしっかりと厚く刳り残し、天守閣を支える石垣のごとく力強さが漲ります。木の力強さを伝えるために吹き漆で仕上げています。本来なら展示会はこういう一品物を目の当たりに出来るのが醍醐味です。
この高台大盤で使っている木は、一昨年、集中豪雨で山が崩れて圧し潰された資材置き場で助かったもの。再びその木を見て取り掛かったそうです。定番品と違い一品物を作る場合は、木に触発されて、どんなものにしてやろうかと考えるそうです。災害にあった二年前はちょうど弊店の個展直前で、急遽展示会の立会いが出来なくなりました。その思いもあったでしょうか、今回の展示会に合わせて製作して下さったものです。太田さんの男気を感じる一品です。茶台やお膳、料理の盛り付け、花台などにお使いください。
会期はあと2日となりました。5月31日で終了します。
今展の全作品カタログはこちらからご覧いただけます。
http://utsuwa-note.com/otashuji_worklist
ご購入について
ご希望の作品がございましたらメールにてご注文ください。
utsuwanote@gmail.com宛に「太田漆器」を表題にしてご連絡ください。
・ご希望の作品名・品番
・お名前、ご住所、お電話番号、PCメールを受信できるメールアドレス
・詳細なオーダー手順は作品リストに掲載しています。
太田修嗣展 漆の聲 木の息吹
2020年5月23日(土)~31日(日)
ギャラリーうつわノート
オンライン販売会
プロフィール
1949年 愛媛県松山市生まれ
1981年 鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年 村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年 神奈川県厚木市にて独立
ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年 愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2020年 現在 同地にて制作
by sora_hikari | 2020-05-29 10:02 | 太田修嗣展2020