「太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」6日目-3(乾漆手塩皿)

太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」は本日5月23日~31日までオンライン上(ブログ、Facebook、インスタグラム)で販売会を開催中です。

9センチ角の乾漆手塩皿。今展の中では異質な造形です。高台には楓の木を使い、皿の部分はドンゴロスと呼ばれる南京袋等に使われる粗めの麻布を漆で固めています。荒ぶる海面の一部を切り取ったような、あるいは柔らかな土壌が隆起したような壮大な景色を凝縮したようにも見えます。固形の木地塗る漆とはまた違った柔らかな布だからこそ生まれる動きのある小皿です。

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今展の全作品カタログはこちらからご覧いただけます。
http://utsuwa-note.com/otashuji_worklist

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太田修嗣展 漆の聲 木の息吹
2020年5月23日(土)~31日(日)
ギャラリーうつわノート
オンライン販売会

プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2020年 現在 同地にて制作

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by sora_hikari | 2020-05-28 18:00 | 太田修嗣展2020

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