2020年 05月 25日
「太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」3日目-2(ろくろ目丸盆)
「太田修嗣展 漆の聲 木の息吹」は本日5月23日~31日までオンライン上(ブログ、Facebook、インスタグラム)で販売会を開催中です。
続いてろくろ挽きの丸盆です。栗材を旋盤でろくろ挽きし、その際に出来る筋目を敢えて残しています。さらにその筋を活かすべく最後は吹き漆で仕上げることで、木の感触をそのまま感じるお盆に仕上がっています。
形状はごくノーマルな木地盆に等しく、誇張がありません。しかしよく見れば、縁幅のバランスの良い比率、脇のテーパーによる手掛かりの良さなど、ベーシックな形の中に細かな配慮に気づきます。むしろこういった自然体に見せる形と仕上げの選択に太田さんの基礎的な造形力を感じるのです。我の出ない老成したお仕事に好感を持つのです。
今展の全作品カタログはこちらからご覧いただけます。
http://utsuwa-note.com/otashuji_worklist
ご購入について
ご希望の作品がございましたらメールにてご注文ください。
utsuwanote@gmail.com宛に「太田漆器」を表題にしてご連絡ください。
・ご希望の作品名・品番
・お名前、ご住所、お電話番号、PCメールを受信できるメールアドレス
・詳細なオーダー手順は作品リストに掲載しています。
続いてろくろ挽きの丸盆です。栗材を旋盤でろくろ挽きし、その際に出来る筋目を敢えて残しています。さらにその筋を活かすべく最後は吹き漆で仕上げることで、木の感触をそのまま感じるお盆に仕上がっています。
形状はごくノーマルな木地盆に等しく、誇張がありません。しかしよく見れば、縁幅のバランスの良い比率、脇のテーパーによる手掛かりの良さなど、ベーシックな形の中に細かな配慮に気づきます。むしろこういった自然体に見せる形と仕上げの選択に太田さんの基礎的な造形力を感じるのです。我の出ない老成したお仕事に好感を持つのです。
今展の全作品カタログはこちらからご覧いただけます。
http://utsuwa-note.com/otashuji_worklist
ご購入について
ご希望の作品がございましたらメールにてご注文ください。
utsuwanote@gmail.com宛に「太田漆器」を表題にしてご連絡ください。
・ご希望の作品名・品番
・お名前、ご住所、お電話番号、PCメールを受信できるメールアドレス
・詳細なオーダー手順は作品リストに掲載しています。
太田修嗣展 漆の聲 木の息吹
2020年5月23日(土)~31日(日)
ギャラリーうつわノート
オンライン販売会
プロフィール
1949年 愛媛県松山市生まれ
1981年 鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年 村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年 神奈川県厚木市にて独立
ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年 愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2020年 現在 同地にて制作
by sora_hikari | 2020-05-25 14:00 | 太田修嗣展2020