「吉田佳道 竹の花籠展」淙々

「吉田佳道 竹の花籠展」のオンライン販売会を開催中です。

今展の副題でもある「淙々(そうそう)」という名の手付き籠。淙々とは水が音をたてて流れるさま。その名の通り、吉田さんの暮らす北アルプスからの清流を描いたような直線的な配列が気持ちの良い籠です。

この籠の美しさを別に例えるなら、橋のような形態美です。骨格そのものが造形となるアーチ橋のように、張力によってバランスする無駄のない機能的美しさ。竹工芸の美は、まさに構造と造形が表裏一体となった点にあるでしょう。

この籠はくし目に材料を組み立て漆で仕上げていますから、お料理、お菓子などを載せて頂けます。もちろん花台としてもご利用下さい。竹の美しさを明瞭に表現した、見ているだけでも心が洗われる一品です。

22.淙々 手付 
幅38 奥行6 高さ11cm 
真竹、漆仕上 くし目編み 

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作品リストをご覧になりたい方にはPDF(価格入)のリンク先をご案内します。下記のメールアドレス宛、もしくはダイレクトメッセージ等でお名前をご記載のうえご連絡下さい。

吉田佳道 竹の花籠展 淙々 
2020年4月18日(土)~26日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市
utsuwanote@gmail.com
今展はオンライン上のみの展示販売会となります

吉田佳道プロフィール
1962年 大阪府生まれ
1988年 大分県別府にて竹工芸を学ぶ
1993年 長野県安曇野市にて独立
2020年 現在、同地にて制作

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by sora_hikari | 2020-04-23 20:18 | 吉田佳道展2020

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