2020年 03月 26日
「山本亮平・ゆき展 古典のミニマリズム」6日目-3

「山本亮平・ゆき展 古典のミニマリズム」を開催中です。
素白瓷花入。砂岩を胎土に無釉で焼いています。今回の初窯で採れた作品です。
歴史的に「土器→炻器(焼〆)→灰釉→白磁」の順に生じた焼き物の粘土や焼成温度の固定概念を一旦はずし、それぞれを分離せず、無段階に繋げて考えていきたいとの思いで「素白瓷」に取り組んでいます。有田的解釈による焼き締め(あるいは土器)と言えばいいでしょうか。これも山本さんの古典再考の一環なのでしょう。
山本亮平・ゆき展 古典のミニマリズム
2020年3月21日(土)~29日(日) 会期中無休
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
山本亮平
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2020年 佐賀県有田町にて制作
山本ゆき
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2020年 佐賀県有田町にて制作
by sora_hikari | 2020-03-26 20:41 | 山本亮平・ゆき2020