2020年 02月 01日
「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」8日目-1
「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」は明日2月2日で終了します。最終日は時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。会期はわずかとなりましたが、古陶磁アンソロジーをどうぞご覧ください。
日高伸治さんは、今展のベトナム古陶磁の取り組みの他に、花入をもうひとつの柱としています。岡山から神戸まで通って花を習いながら、日常の中で自ら作った器に花をいけることを常としています。その多くは仏華器に倣った形をしており、連弁をモチーフとする炭化の黒や灰釉を纏った白の花入が並んでいます。花器という物体があり、そこに入れる花という自然物がある。その2つは鑑賞という受容の先に「捧げる」という能動的な行為がある。観念的ですが、日高さんは目に見えぬその対象を捉えようとしているように思えます。
日高伸治さんは、今展のベトナム古陶磁の取り組みの他に、花入をもうひとつの柱としています。岡山から神戸まで通って花を習いながら、日常の中で自ら作った器に花をいけることを常としています。その多くは仏華器に倣った形をしており、連弁をモチーフとする炭化の黒や灰釉を纏った白の花入が並んでいます。花器という物体があり、そこに入れる花という自然物がある。その2つは鑑賞という受容の先に「捧げる」という能動的な行為がある。観念的ですが、日高さんは目に見えぬその対象を捉えようとしているように思えます。
石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時
最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住
日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住
高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区にて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住
by sora_hikari | 2020-02-01 18:41 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展