「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」開催のご案内

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」開催のご案内_d0087761_12544728.jpg

1月25日(土)から2月2日(日)に開催する「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー」のご案内です。

中国青磁や白磁の石黒剛一郎さん、安南(ベトナム)陶磁の日高伸治さん、朝鮮粉青沙器や白磁の高木剛さん。出自も活動地域も異なりますが、アジアの古陶磁に取り組む三人の展覧会を企画しました。興味深いのは三人共に古典的な器に近づきながら、発表の軸足が伝統的焼き物の流通側ではなく、暮らしの器を扱う側に置かれていることです。皆、クラフトフェアやライフスタイル系ショップでの発表経験があり、生活に近い器から遡行するように古典とクロスオーバーしているのです。生活工芸がSNSなどを通じてさらに一般に拡散する一方、彼らのように古典的な保守領域に向かう意識はどこに在るのか。時代の揺り戻し、あるいはジャンルの融合。なにゆえに古陶磁を問うのか。生活寄りの市場はこの動向に反応するのか。そこを紐解きたくて三人にお願いしました。お互いが共鳴し合うアンソロージとなるはずです。どうぞご高覧ください。店主

石黒剛一郎
1977年 愛知県生まれ
2000年 東京電機大学物質工学修了
2005年 瀬戸窯業高校陶芸科 修了
2008年 瀬戸市にて独立
2020年 現在岐阜県多治見市在住

日高伸治
1972年 愛知県豊田市生まれ
1997年 東京芸大大学院油画修了
2011年 愛知県立窯業高等技術校修了
2011年 岐阜県瑞浪市にて独立
2020 年 現在岡山県備前市在住

高木剛
1978年 鹿児島県生まれ
1998年 山梨県で陶芸を学ぶ
2002年 東京江東区でにて制作を始める
2012年 韓国青松白磁窯にて研修
2020年 現在京都市右京区在住


石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展 
中国・安南・朝鮮 古陶磁アンソロジー
2020年 1月25日(土)~2月2日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 1月25日・26日
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛 三人展」開催のご案内_d0087761_12545776.jpg


by sora_hikari | 2020-01-20 13:03 | 石黒剛一郎・日高伸治・高木剛展

<< 「石黒剛一郎・日高伸治・高木剛... 「東 亨 展 ペルーへの手紙」... >>