2019年 11月 16日
「西川聡展 もうひとつの工芸」8日目
「西川聡展 もうひとつの工芸」の8日目。会期は明日11月17日(日)の17時で終了致します。
写真は静岡県湯河原町の西川さんの工房の様子です。伊豆半島の入り口に位置し、熱海ほど観光地化されていないものの、その名の通り温泉町です。西川さんの住まいは海にも近く落ち着いた住宅地にあります。大学教授という立場にありながら、制作はアシスタントを置かず、ご自身で全て手掛けています。工房やお住まいには、旅先で求めた民芸品が置かれ、制作物の源泉を伺い知ることが出来ます。
常勤の教授の間隙を縫いながら、いまだ年間5回程度の個展を精力的に行っています。お立場の割に価格帯も法外ではなく、一般の方々が暮らしの中で使うことを前提とした器が主体です。今展に来店された西川さんの教え子に聞くと、学校でも裏表のない公平な態度で真っ直ぐに向き合ってくれる先生とのことでした。暮らしという現場に根差した教育者だからこそ、地に足の着いた「うつわ」が若い人にも受け継がれていくのでしょう。
写真は静岡県湯河原町の西川さんの工房の様子です。伊豆半島の入り口に位置し、熱海ほど観光地化されていないものの、その名の通り温泉町です。西川さんの住まいは海にも近く落ち着いた住宅地にあります。大学教授という立場にありながら、制作はアシスタントを置かず、ご自身で全て手掛けています。工房やお住まいには、旅先で求めた民芸品が置かれ、制作物の源泉を伺い知ることが出来ます。
常勤の教授の間隙を縫いながら、いまだ年間5回程度の個展を精力的に行っています。お立場の割に価格帯も法外ではなく、一般の方々が暮らしの中で使うことを前提とした器が主体です。今展に来店された西川さんの教え子に聞くと、学校でも裏表のない公平な態度で真っ直ぐに向き合ってくれる先生とのことでした。暮らしという現場に根差した教育者だからこそ、地に足の着いた「うつわ」が若い人にも受け継がれていくのでしょう。
西川聡展 もうひとつの工芸
Nishikawa Satoshi Another Craft
2019年11月9日(土)―17日(日)会期中無休
営業時間 11時―18時(※最終日は17時迄)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1967年 愛知県生まれ
1990年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶芸卒
1991年より個展中心に活動
1995年 西アフリカに海外研修
1997年 アフリカ 中近東 西欧放浪
1998年 東京・国分寺で活動
2000年 東京・羽村で活動
2004年 神奈川県湯河原町へ工房移転
2013年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授着任
2019年 現在、湯河原町で製作
by sora_hikari | 2019-11-16 17:44 | 西川聡展