2019年 11月 13日
「西川聡展 もうひとつの工芸」5日目
「西川聡展 もうひとつの工芸」の5日目。
赤と黒銀彩の鉢。西川さんの器は往々にしてプリミティブと言われますが、これらの鉢に見られる形状にその印象は代表されるでしょう。外形的には弥生土器やアフリカの刳り木鉢を彷彿させます。若い頃に旅したアフリカ・中東をはじめとする経験や目にしたものがバックグラウンドにあるようですが、それは直接的な形や技法から得たものではなく、便利な道具を持たないなりに工夫して作られた粗野で力強い器の姿に通じているようです。
赤と黒銀彩の鉢。西川さんの器は往々にしてプリミティブと言われますが、これらの鉢に見られる形状にその印象は代表されるでしょう。外形的には弥生土器やアフリカの刳り木鉢を彷彿させます。若い頃に旅したアフリカ・中東をはじめとする経験や目にしたものがバックグラウンドにあるようですが、それは直接的な形や技法から得たものではなく、便利な道具を持たないなりに工夫して作られた粗野で力強い器の姿に通じているようです。
西川聡展 もうひとつの工芸
Nishikawa Satoshi Another Craft
2019年11月9日(土)―17日(日)会期中無休
営業時間 11時―18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1967年 愛知県生まれ
1990年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科陶芸卒
1991年より個展中心に活動
1995年 西アフリカに海外研修
1997年 アフリカ 中近東 西欧放浪
1998年 東京・国分寺で活動
2000年 東京・羽村で活動
2004年 神奈川県湯河原町へ工房移転
2013年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科教授着任
2019年 現在、湯河原町で製作
by sora_hikari | 2019-11-13 18:05 | 西川聡展