2019年 09月 20日
「田淵太郎展 生死一如」7日目
「田淵太郎展 生死一如」の7日目。
田淵さんの食器。鉢・皿・碗。いずれも穴窯による焼成です。花入、茶碗、オブジェの一点物のドラマチックな表情と異なり、食器は薄く掛かった透明釉が淡く青緑色に発色し静かな佇まいです。それはまるで上空から撮影した氷原のようで、振幅の狭い中に深淵な景色が見えてきます。言葉が少ないゆえに引き込まれる方も多いでしょう。鑑賞と実用が均衡した美しい食器です。








田淵さんの食器。鉢・皿・碗。いずれも穴窯による焼成です。花入、茶碗、オブジェの一点物のドラマチックな表情と異なり、食器は薄く掛かった透明釉が淡く青緑色に発色し静かな佇まいです。それはまるで上空から撮影した氷原のようで、振幅の狭い中に深淵な景色が見えてきます。言葉が少ないゆえに引き込まれる方も多いでしょう。鑑賞と実用が均衡した美しい食器です。








田淵太郎展 生死一如
2019年9月14日(土)~22日(日)会期中無休
営業時間 11時―18時 *最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート
埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1977年 香川県生まれ
2000年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 香川県高松市に穴窯を築窯
2019年 現在、同地にて制作
by sora_hikari | 2019-09-20 11:48 | 田淵太郎展2019