「熊谷幸治展 土器と土師器」5日目-2

熊谷幸治展 土器と土師器」を開催中です。

熊谷幸治さんの尖底(せんてい)土器。高さ10センチほどのミニチュアサイズ。縄文早期・前期に底の尖った土器がありますが、自立しないその形状は、煮炊きの際の熱伝導のよさや炉への据え付けの利便性であったと言います。熊谷さんのこれらは、その尖底を意匠的に象徴化した造形物。危うくも垂直に「自立」するそのシルエットに緊張感のある美しさを感じます。

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熊谷幸治展 土器と土師器
2019年8月3日(土)~11日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 ※最終日は17時迄
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図

プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2003年  武蔵野美術大学工デ陶磁科卒業
2003年  土器作家として独立
2019年  現在、山梨県上野原市にて制作

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by sora_hikari | 2019-08-07 17:58 | 熊谷幸治展2019

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