2019年 06月 26日
「梶原靖元・谷穹二人展 古典再考」5日目-2
「梶原靖元・谷穹二人展 古典再考」の5日目が終了しました。
梶原靖元さんの皿と小鉢。梶原さんの器と言えば無地が多く、昨今の絵付け(絵唐津、鉄画、染付)も、ひと筆おいただけの抽象的な印象があります。ゆえにこの六寸の染付皿は意外でした。そう筆が伸びて巧いのです。ご本人に聞くと、京都の修業時代には細かい唐子などを描いていたそうなので、なるほど、下地はある訳です。梶原さんの器はこうだ、絵付けはこうだ、と決めつけると、ふっと身をかわされる、あまのじゃくなお方なのです。
梶原靖元さんの皿と小鉢。梶原さんの器と言えば無地が多く、昨今の絵付け(絵唐津、鉄画、染付)も、ひと筆おいただけの抽象的な印象があります。ゆえにこの六寸の染付皿は意外でした。そう筆が伸びて巧いのです。ご本人に聞くと、京都の修業時代には細かい唐子などを描いていたそうなので、なるほど、下地はある訳です。梶原さんの器はこうだ、絵付けはこうだ、と決めつけると、ふっと身をかわされる、あまのじゃくなお方なのです。
梶原靖元・谷穹二人展 古典再考
2019年6月22日(土)-30日(日) 会期中無休
営業時間 11時-18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
梶原靖元プロフィール
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯に弟子入り
1986年 京都 平安陶苑にてクラフトを習う
1989年 大丸北峰氏に師事して煎茶道具を習う
1997年 佐賀県唐津市相知町に穴窯築窯
2019年 現在、唐津市相知町佐里にて作陶
谷穹プロフィール
1977年 滋賀県信楽町生まれ
2000年 成安造形大学立体造形クラス卒業
2003年 清右衛門陶房にて修行
2007年 双胴式穴窯を築窯
2012年 単室式穴窯を築窯
2019年 現在、信楽町にて作陶
by sora_hikari | 2019-06-26 18:09 | 梶原靖元・谷穹 展