2019年 06月 11日
「林志保 展 飾りもの」4日目
「林志保 展 飾りもの」の4日目。
torusという名の花器シリーズ。torus(トーラス)とは、円環の形状、つまりドーナツのような穴の開いた形のこと。円周を回転して得られる形はシンメトリックで、幾何学的に整った美しさがあります。境界の曖昧な陶オブジェに対して、確固とした理性の輪郭を有する揺るがぬ対称性。ここに自然形態の花が加われば、自ずと動的な流れが生まれ、二項を対立させることなく、お互いの役割を演じて調和するのです。





torusという名の花器シリーズ。torus(トーラス)とは、円環の形状、つまりドーナツのような穴の開いた形のこと。円周を回転して得られる形はシンメトリックで、幾何学的に整った美しさがあります。境界の曖昧な陶オブジェに対して、確固とした理性の輪郭を有する揺るがぬ対称性。ここに自然形態の花が加われば、自ずと動的な流れが生まれ、二項を対立させることなく、お互いの役割を演じて調和するのです。





林志保展 飾りもの
2019年6月8日(土)~16日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
林志保プロフィール
1984年 兵庫県神戸市生まれ
2008年 京都市立芸術大学 工芸科漆工専攻 卒業
2014年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2019年 現在、岐阜県多治見市にて製作
by sora_hikari | 2019-06-11 18:55 | 林志保展