「林志保 展 飾りもの」開催のお知らせ

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6月8日(土)から6月16日(日)に開催する「林志保 展 飾りもの」のご案内です。

岐阜県多治見市在住の林志保さんは京都市立芸大で漆工を学び、多治見市意匠研を修了しました。陶芸を専門的に学んだのは意匠研ですが、それ以前、大学卒業後に東京のジュエリー会社で企画デザインの仕事をした経験があります。ジュエリーに惹かれたのは、鉱石の希少性による価値という側面よりも、用途を超えて「物」が放つ純粋な存在に対してです。その魅力は古代から飾ることを目的に工芸品が発展してきた理由のひとつでもあるでしょう。

今展に並ぶ作品は、彫刻的であり、オブジェの様態をしています。しかしアート作品として構えて捉えるよりも、自分の心を飾るものとして彼女の造形の森の中に入って、自ら意味を付加していくことをお勧めします。海で拾った石、流木、貝殻と同様に、そのものに意味があるのではなく、自分の意思によって選んだ物に投影される意識に意味が生まれるのです。それは個人的な体験であって誰にも分からない。しかし確かに湧き起る説明のできない感情。表現や技法、そして言葉を超えた物への愛慕なのです。

「飾りもの」という言葉は、ややもすると表層的であるとして揶揄的に使われる場合があります。しかし「飾ること」は、物への対峙の仕方として純粋で自然な行為です。店内に林立する作品群と自分に起こる邂逅を大切にして頂ければと思います。どうぞご高覧下さい。店主

林志保プロフィール
1984年 兵庫県神戸市生まれ
2008年 京都市立芸術大学 工芸科漆工専攻 卒業
2014年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2019年 現在、岐阜県多治見市にて製作


林志保展 飾りもの
2019年6月8日(土)~16日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 6月8日(土)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6

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by sora_hikari | 2019-06-03 17:00 | 林志保展

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