2018年 12月 08日
「森岡成好展 2018年冬」8日目
「森岡成好展 2018年冬」の8日目。会期は明日12/9(日曜)までとなります。最終日は時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。
森岡さんの暮らしの現場。
窯焚きは年に大窯2回(6000点×2)、中窯2~3回(2000×3)、+釉薬もの窯。窯詰めする点数をざっと計算すると2万点ぐらい(推計)作っている勘定になります。今は年間に15~16回の展示会をされているという事ですから、実際に市場に流通するのはこの2~3割(推計)といったところでしょうか。
何故、70歳にしてこんなに作れるのか。下働きをしてくれるお弟子さんが一人いるというものの、ろくろなど製作はご自身でやられていますし、それ以外に土掘り、土作り、削り、窯詰め、窯焚きなどの仕事をしている様子が日々更新されるブログで伺い知れます。酒宴で寝るのが遅くなった翌日も5時には起きて朝飯前のろくろ。一年の仕事納めが12月31日、仕事始めが1月1日。とにかく毎日の積み重ねです。
それでいながら、季節ごとの収穫(山菜、きのこ、わかめ、川魚、野菜づくり等)には熱心ですし、日々の食事はとても豊かです。夕方に仕事を終えて焼酎を飲むのが日課。料理は季節の旨味を大切に、出汁とりからきちんと基本を守ります。忙しくても食べることに手抜きがありません。
この歳にして多くをこなし続ける体力と精神力に、頭が下がります。しかし無理やりな不健康を感じないのです。暮らしと仕事の自然体な循環から生れる器。太古から続いてきたであろう人としての営み。陶芸家として、人として要(かなめ)となる生き方に気持ちが浄化されるのです。
この夏は暑かった。訪ねた時はパンツ一丁で仕事をされていました。今時イケメンの陶芸家がきゃーと言われる時代らしいですが、森岡さんはぎゃっーと女性に目を覆われるとか。いやいや、その姿がなかなかかっこいいのです。今に生きる野人、原人、、。縄文時代に生れていれば、きっと違った人生だったでしょう。
森岡さんの暮らしの現場。
窯焚きは年に大窯2回(6000点×2)、中窯2~3回(2000×3)、+釉薬もの窯。窯詰めする点数をざっと計算すると2万点ぐらい(推計)作っている勘定になります。今は年間に15~16回の展示会をされているという事ですから、実際に市場に流通するのはこの2~3割(推計)といったところでしょうか。
何故、70歳にしてこんなに作れるのか。下働きをしてくれるお弟子さんが一人いるというものの、ろくろなど製作はご自身でやられていますし、それ以外に土掘り、土作り、削り、窯詰め、窯焚きなどの仕事をしている様子が日々更新されるブログで伺い知れます。酒宴で寝るのが遅くなった翌日も5時には起きて朝飯前のろくろ。一年の仕事納めが12月31日、仕事始めが1月1日。とにかく毎日の積み重ねです。
それでいながら、季節ごとの収穫(山菜、きのこ、わかめ、川魚、野菜づくり等)には熱心ですし、日々の食事はとても豊かです。夕方に仕事を終えて焼酎を飲むのが日課。料理は季節の旨味を大切に、出汁とりからきちんと基本を守ります。忙しくても食べることに手抜きがありません。
この歳にして多くをこなし続ける体力と精神力に、頭が下がります。しかし無理やりな不健康を感じないのです。暮らしと仕事の自然体な循環から生れる器。太古から続いてきたであろう人としての営み。陶芸家として、人として要(かなめ)となる生き方に気持ちが浄化されるのです。
この夏は暑かった。訪ねた時はパンツ一丁で仕事をされていました。今時イケメンの陶芸家がきゃーと言われる時代らしいですが、森岡さんはぎゃっーと女性に目を覆われるとか。いやいや、その姿がなかなかかっこいいのです。今に生きる野人、原人、、。縄文時代に生れていれば、きっと違った人生だったでしょう。
森岡成好展 2018年冬
2018年 12月1日(土)~9日(日)会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
森岡成好(しげよし)略歴
1948年 奈良県生まれ
1973年 和歌山県天野に築窯
2010年 石垣島に築窯
2018年 現在、和歌山県かつらぎ町にて制作
by sora_hikari | 2018-12-08 17:24 | 森岡成好展2018