2018年 11月 21日
「中野知昭 漆器展 明鏡の蒔絵」5日目
「中野知昭 漆器展 明鏡の蒔絵」の5日目。
入れ子になった椀と鉢。その代表である応量器は、本来は禅宗の僧侶が使った食器です。一番大きな器に粥を受け、その他に汁、香菜、副菜を入れ、食器はこれのみ。食事の作法は厳格に決められ、それも修行のひとつであったと聞きます。現代的に捉えれば、収納スペースを取らず、片付けも楽なエコ食器な訳ですが、それ以上にこの合理的なデザインの清々しく美しい姿に見惚れてしまいます。今展では、応量器はじめ、組椀、組鉢、豆銅鑼鉢の4種(朱・黒)が揃っています。
入れ子になった椀と鉢。その代表である応量器は、本来は禅宗の僧侶が使った食器です。一番大きな器に粥を受け、その他に汁、香菜、副菜を入れ、食器はこれのみ。食事の作法は厳格に決められ、それも修行のひとつであったと聞きます。現代的に捉えれば、収納スペースを取らず、片付けも楽なエコ食器な訳ですが、それ以上にこの合理的なデザインの清々しく美しい姿に見惚れてしまいます。今展では、応量器はじめ、組椀、組鉢、豆銅鑼鉢の4種(朱・黒)が揃っています。
中野知昭 漆器展 明鏡の蒔絵
2018年 11月17日(土)~25日(日)会期中無休
11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
プロフィール
1975年 福井県鯖江市河和田町生まれ
1995年 国立福井工業高等専門学校卒業
1995年 建設コンサルタント会社入社
1996年 父の病を機に家業を継ぐ 父に師事
2018年 現在 福井県鯖江市にて制作活動
by sora_hikari | 2018-11-21 22:11 | 中野知昭展2018