2018年 10月 24日
「渡辺隆之展 土の声」5日目
「渡辺隆之展 土の声」(~10/28迄)の5日目。
朽ちた土塀、裏路地の汚れた壁、遺跡の石壁。あるいは海辺で拾った干からびたボール、ペンキの剥げた木玉。経年変化した壁や球体に人は意外と目を向けるものです。それはノスタルジーか、あるいは寂寥とした景色に死生を映すのか。
渡辺さんの草板と草玉。土に草や蜜蝋を混ぜて固めた作品。焼成はせず、レアな土の表情を活かしています。自然に同化しようとする人工物の変化。その経過を捉えた作品。朽ち芸。土表現の感性が伝わってきます。
朽ちた土塀、裏路地の汚れた壁、遺跡の石壁。あるいは海辺で拾った干からびたボール、ペンキの剥げた木玉。経年変化した壁や球体に人は意外と目を向けるものです。それはノスタルジーか、あるいは寂寥とした景色に死生を映すのか。
渡辺さんの草板と草玉。土に草や蜜蝋を混ぜて固めた作品。焼成はせず、レアな土の表情を活かしています。自然に同化しようとする人工物の変化。その経過を捉えた作品。朽ち芸。土表現の感性が伝わってきます。
渡辺隆之展 土の声
2018年10月20日(土)~28日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
渡辺隆之プロフィール
1981年 静岡県生まれ
2000年 やきものをはじめる
2001年 芳村俊一氏に会って土への魅力を深める
2002年 インド、ネパールで土器の生活を知る
2004年 中国で量産陶器を見る
2005年 黒田泰蔵氏の工房で働く
2007年 アジア7カ国の土器文化を巡る
2008年 南伊豆に移住 良い土が出る
2010年 薪窯をつくる 初窯を焚く
トラックの荷台で道売りをはじめる
2012年~クラフトフェアや個展で発表する
2018年 現在、静岡県伊豆の国市で制作
by sora_hikari | 2018-10-24 21:33 | 渡辺隆之 展