2018年 10月 23日
「渡辺隆之展 土の声」4日目
「渡辺隆之展 土の声」(~10/28迄)の4日目。
ガニメデ、イオ、エウロパ、カリスト。木星の衛星のような天体を感じる作品群。自ら掘ってきた伊豆半島の土を焼くことで生まれます。著名な窯業地の粘土でなくとも、その土地ごとの土に特性があり、それに合せて焼くことを信条にしています。
構えてオブジェといよりも、アートピース、いやアースピース(Earth piece/地球の欠片)と呼ぶのも面白いでしょうか。電化製品の漏電を防ぐために「アース」を使いますが、同様に人の中に帯電した電気も土に触れると放電されます。土をさわる心地良さは「アース」と繋がることにもあるのでしょう。土の不思議。物理的効果とともに精神作用もあるはずです。
ガニメデ、イオ、エウロパ、カリスト。木星の衛星のような天体を感じる作品群。自ら掘ってきた伊豆半島の土を焼くことで生まれます。著名な窯業地の粘土でなくとも、その土地ごとの土に特性があり、それに合せて焼くことを信条にしています。
構えてオブジェといよりも、アートピース、いやアースピース(Earth piece/地球の欠片)と呼ぶのも面白いでしょうか。電化製品の漏電を防ぐために「アース」を使いますが、同様に人の中に帯電した電気も土に触れると放電されます。土をさわる心地良さは「アース」と繋がることにもあるのでしょう。土の不思議。物理的効果とともに精神作用もあるはずです。
渡辺隆之展 土の声
2018年10月20日(土)~28日(日) 会期中無休
営業時間11時~18時
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
渡辺隆之プロフィール
1981年 静岡県生まれ
2000年 やきものをはじめる
2001年 芳村俊一氏に会って土への魅力を深める
2002年 インド、ネパールで土器の生活を知る
2004年 中国で量産陶器を見る
2005年 黒田泰蔵氏の工房で働く
2007年 アジア7カ国の土器文化を巡る
2008年 南伊豆に移住 良い土が出る
2010年 薪窯をつくる 初窯を焚く
トラックの荷台で道売りをはじめる
2012年~クラフトフェアや個展で発表する
2018年 現在、静岡県伊豆の国市で制作
by sora_hikari | 2018-10-23 18:34 | 渡辺隆之 展