2018年 10月 16日
日本陶芸展について
この度、第25回 日本陶芸展の審査員(生活の器部門)を拝命しました。1971年の創設から約半世紀を迎える日本陶芸展。その歴代の由緒ある審査員の方々に比べると、在野にある者としてただ畏れ多いばかりですが、質の低下にならず質の変化となるように努めて参りたいと思います。
自分が見てきた生活を軸とする「うつわ」の世界は、2000年代に入って大きく変化しています。本来、市場が評価すべき生活の器を審査する難しさを感じますが、一方で広がるあまりに流行として消費され兼ねない危惧もあります。今、確かに起こっている生活陶芸の価値を再認識し、歴史に記録する必要性も感じております。これを機に、多くの陶芸家の方がこの公募展に参加して下さることを望んでおります。
第25回日本陶芸展
主催・毎日新聞社 後援・文化庁
応募期間 2018年12月1日(土)〜2019年1月12日(土)
審査会 2019年1月下旬
受賞者発表2019年3月上旬
https://www.mainichi.co.jp/tougei/
※僭越ながらインタビューを掲載して頂いております。
https://www.mainichi.co.jp/tougei/news/20181003.html
by sora_hikari | 2018-10-16 11:18 | おしらせ