2018年 09月 29日
「野口悦士展 種子島その後」 8日目
「野口悦士展 種子島その後」の8日目。会期は9月30日(日)で終了します。最終日は台風接近の為、16時で終了させて頂きます。何卒ご了承下さい。
写真はデンマークで制作したものです。従来より野口さんは、種子島の焼〆がメインでしたが、近年、釉薬による器も多く製作しています。その中でもこのデンマーク産の器は、ある意味で野口さんの種子島以降を象徴する作品かもしれません。2017年にアーチスト・イン・レジデンスでデンマークに行った際に、自ら訪ねたK.H. Wrutz(コーホー・ウルツ)のスタジオに寝泊まりしながら制作したのが、この器です。K.H. Wrutzは、コペンハーゲンの著名レストランnomaの食器に採用されたり、世界各国のレストランからオーダーのある今や名の知られた工房です。野口さんは工房で製作させてもらう傍ら、2018年には現地に彼らのための薪窯を築き、お互いの信頼関係を得ています。過去には、アメリカ(アリゾナ)や信楽(陶芸の森)にも築窯していますし、今年はさらにイタリアでも薪窯を作るそうです。野口さんの「種子島その後」は、まるで世界各地に種を撒くごとく、フィールドが広がっているのです。


写真はデンマークで制作したものです。従来より野口さんは、種子島の焼〆がメインでしたが、近年、釉薬による器も多く製作しています。その中でもこのデンマーク産の器は、ある意味で野口さんの種子島以降を象徴する作品かもしれません。2017年にアーチスト・イン・レジデンスでデンマークに行った際に、自ら訪ねたK.H. Wrutz(コーホー・ウルツ)のスタジオに寝泊まりしながら制作したのが、この器です。K.H. Wrutzは、コペンハーゲンの著名レストランnomaの食器に採用されたり、世界各国のレストランからオーダーのある今や名の知られた工房です。野口さんは工房で製作させてもらう傍ら、2018年には現地に彼らのための薪窯を築き、お互いの信頼関係を得ています。過去には、アメリカ(アリゾナ)や信楽(陶芸の森)にも築窯していますし、今年はさらにイタリアでも薪窯を作るそうです。野口さんの「種子島その後」は、まるで世界各地に種を撒くごとく、フィールドが広がっているのです。


野口悦士展 種子島その後
2018年9月22日(土)~30日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 ※9/30(日)は16時迄
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図
野口悦士プロフィール
1975年 埼玉県生まれ
1999年 慶応義塾大学総合政策学部卒業
陶芸を志し種子島に渡る
2006年 唐津・中里隆氏に師事
2011年 北アリゾナ州立大学にて薪窯を築窯
2013年 信楽・陶芸の森にて薪窯を築窯
2016年 長崎県に移住
2017年 デンマーク・Tolne Gjaestgivergaard に薪窯を築窯
2017年 鹿児島市に移住
2018年 デンマーク・KH wurtz に薪窯を築窯
2018年 現在、鹿児島で製作
by sora_hikari | 2018-09-29 22:23 | 野口悦士展2018