「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」8日目

谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」の8日目。会期は明日8月12日(日曜)までとなります。

写真は神奈川県川崎市生田にある谷口さんの作業場。ガラスは調布の工房で吹き、後加工をこちらで行っています。

谷口さんは1978年生まれ、今年40歳を迎えます。多摩美術大学でガラスを学び、ガラス工房勤務や大学の助手を経て、ガラスによるインスタレーションを中心に活動してきました。ガラスに触れて17年が経つものの、「うつわ」だけの個展を行ったのが2016年ですから、うつわ作家としてのキャリアはまだ長い訳ではありません。

インスタレーション(写真参照)であれ、うつわであれ、谷口さんの作るガラスの特徴は、繊細であること。雨のように成形されたガラスの集合体や、透かした光を見せる作品など、その性質を捉えた在り方は、今の食器づくりの底流になっています。ご本人曰く、「ガラスが割れることは本来なら負の要素であるが、むしろその脆さ故にガラスは美しい」の通り、ガラスの脆弱かつ透明な特性を活かすことを信条としています。

また「うつわ」周辺の事情(流行、人物、お店等)に染まっていないことも、今の特徴のあるガラスの表現をもたらしているでしょう。あくまで自分の「ガラス」の延長線上に「うつわ」を置く。比較対象を求めない姿勢を後押ししているように思います。ネットを通じて事情を知り過ぎると、どうしても流行に感化されがちですが、それとは隔絶した独自の視点が新鮮だと思います。

明日の最終日は谷口さんが再度在廊しますので、この貴重な機会にどうぞご来店下さい。

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


by sora_hikari | 2018-08-11 18:07 | 谷口嘉展

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