「谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」4日目

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谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷」(8/12迄)の4日目。

今展の表題となったこのお皿を見て思い浮かんだのは「存在の耐えられない軽さ」。ミラン・クンデラの同名小説を1988年に映画化して、当時その性描写で話題なった作品ですが、その内容とは関係なく、あくまでタイトルの印象から。

「私にとって人生は重いものなのに、あなたにとっては軽い。私はその軽さに耐えられない。」とは男女の良俗に希薄な主人公トマシュに向けたテレーザの言葉。いい意味ではないですね。

しかし、あまりに歩み寄りすぎる人付き合いが重いのも事実。一定の距離を保つ方が長く続く場合もあります。実用に擦り寄らず、モノ然とした無機質さがむしろ、この薄いプレートの魅力でありましょうか。


谷口 嘉 ガラス展 真夏の薄氷
2018年8月4日(土)~12日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
次回在廊日 8月12日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図

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谷口 嘉(たにぐち・よしみ)プロフィール
1978年  神奈川県生まれ
2001年  多摩美術大学デザイン科ガラスコース卒業
2001年  あづみ野ガラス工房勤務(〜06)
2006年  多摩美術大学工芸学科ガラス研究室助手(〜12)
2005年~ グループ展、個展にて活動
2018年  現在、神奈川県川崎市にて制作


by sora_hikari | 2018-08-07 18:04 | 谷口嘉展

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