2018年 07月 26日
「清水志郎 やきもの展」 6日目-3
「清水志郎 やきもの展」(~7/29迄)の6日目-3。
中サイズ(15~35cm)の花入、そして小さな一輪挿し。割れ有り、欠け有り、ひっつき有り。本来なら負の要素となるべきところも含めて「美しさ」とするところに意味があるでしょう。土を焼く行為を広く捉えるなら、アート的様相であれ、工芸実用的様相であれ、同じ物理現象としてシームレスに繋がっている訳で、定型的な用具という点だけで線引きすること自体が狭義な視点なのかもしれません。清水さんの「陶芸」はこの両者の境界を行き来しながら、「焼き物」のを魅力を同一に包含するところに真髄があるのです。
※写真でご紹介したものには売約済み、または今後売約となるものが含まれます。

















中サイズ(15~35cm)の花入、そして小さな一輪挿し。割れ有り、欠け有り、ひっつき有り。本来なら負の要素となるべきところも含めて「美しさ」とするところに意味があるでしょう。土を焼く行為を広く捉えるなら、アート的様相であれ、工芸実用的様相であれ、同じ物理現象としてシームレスに繋がっている訳で、定型的な用具という点だけで線引きすること自体が狭義な視点なのかもしれません。清水さんの「陶芸」はこの両者の境界を行き来しながら、「焼き物」のを魅力を同一に包含するところに真髄があるのです。
※写真でご紹介したものには売約済み、または今後売約となるものが含まれます。

















清水志郎 やきもの展
2018年 7月21日(土)~29日(日) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
清水志郎プロフィール
1979年 五条坂に生まれる
2002年 京都精華大学陶芸コースを卒業する
2002年 祖父・清水卯一の下で制作する
2005年 父・清水保孝の下で制作する
2010年 土を掘り始める
2012年 炭窯を自作する
2013年 松ヶ崎に独立する
2014年 掘った土で作ることを基本とする
2017年 松ヶ崎の庭に小型穴窯を築窯する
2018年 蓬莱登窯を22年ぶりに火を入れる
by sora_hikari | 2018-07-26 20:26 | 清水志郎