2018年 07月 25日
「清水志郎 やきもの展」 5日目-1
「清水志郎 やきもの展」(~7/29迄)の5日目-1。
土を薄く挽き伸ばした薄皿。焼き締ったそれは硬く、盛り付け皿としての実用を満たしています。四方、長方、円形、そして朴の葉を模った土の皮。重厚さを剥ぎ落して、対極にある軽ろみを焼き物として成立させた逆説的なアプローチです。うすはりのグラスが儚さと実用を兼ね備えているのと同様、ぎりぎりで均衡する危うさの美しさでしょう。








土を薄く挽き伸ばした薄皿。焼き締ったそれは硬く、盛り付け皿としての実用を満たしています。四方、長方、円形、そして朴の葉を模った土の皮。重厚さを剥ぎ落して、対極にある軽ろみを焼き物として成立させた逆説的なアプローチです。うすはりのグラスが儚さと実用を兼ね備えているのと同様、ぎりぎりで均衡する危うさの美しさでしょう。








清水志郎 やきもの展
2018年 7月21日(土)~29日(日) 会期中無休
営業時間 11:00~18:00
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6 地図
清水志郎プロフィール
1979年 五条坂に生まれる
2002年 京都精華大学陶芸コースを卒業する
2002年 祖父・清水卯一の下で制作する
2005年 父・清水保孝の下で制作する
2010年 土を掘り始める
2012年 炭窯を自作する
2013年 松ヶ崎に独立する
2014年 掘った土で作ることを基本とする
2017年 松ヶ崎の庭に小型穴窯を築窯する
2018年 蓬莱登窯を22年ぶりに火を入れる
by sora_hikari | 2018-07-25 11:30 | 清水志郎