「東亨 展 金属のアフォーダンス」4日目

東亨 展 金属のアフォーダンス」(~6/17迄)の4日目。

重量を感じる錆びた鉄を用いた作品です。リチャード・セラの綿密に計算されたそれに比して、即興的力学による形態です。作為的造形というよりも、むしろ見立てに近いプロセスでしょうか。実用的な鉄製品であれば酸化した赤錆は、本体を腐食させる負の現象ですが、東さんのこれは、硬質な鉄に陰影を与え、布のように柔らかな印象をもたらします。素材の性質からも、より彫刻的印象の強い作品と言えるでしょう。錆びた鉄に限らず、朽ちた木、塗り重ねた壁の塗装、苔蒸した石、使い込まれた布など、素材の時間経過は実用の負から転じて、情緒と共振する作用があります。

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東 亨 展 金属のアフォーダンス
2018年6月9日(土)~17日(日) 会期中無休
次回在廊日 6月17日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図

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東 亨(あずま・りょう)プロフィール
1988年   三重県生まれ
2011年   大阪芸術大学 金属工芸コース修了
2011~14年  同大学にて助手
2015年~  社会福祉法人に勤務
2018年   現在、大阪府堺市在住 近隣で製作


by sora_hikari | 2018-06-12 18:04 | 東亨

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