2018年 05月 14日
「松永圭太展 蛻 [Monuke]」3日目
「松永圭太展 蛻 [Monuke]」(~5/20迄)の3日目。
今展の表題である蛻 [Monuke]。横幅70cmの大型のものから、10cmの小型のものまで点数も種類も充実した展示となっております。
種子、貝殻などの自然物と相似する空間を内側に包み込んだ形。それは粘土の可塑性、焼成による変化を綿密に計算したうえで導き出された造形物です。焼き物の特性を生かした彫刻作品とも言えるでしょう。しかし人間が全てを司る彫刻作品と違い、最終段階で物理現象に委ねた融和性が、東洋的思想と重なるのです。
今展の表題である蛻 [Monuke]。横幅70cmの大型のものから、10cmの小型のものまで点数も種類も充実した展示となっております。
種子、貝殻などの自然物と相似する空間を内側に包み込んだ形。それは粘土の可塑性、焼成による変化を綿密に計算したうえで導き出された造形物です。焼き物の特性を生かした彫刻作品とも言えるでしょう。しかし人間が全てを司る彫刻作品と違い、最終段階で物理現象に委ねた融和性が、東洋的思想と重なるのです。
松永圭太展 蛻 [Monuke]
2018年5月12日(土)~20日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
次回在廊日 5月20日(日)
ギャラリーうつわノート 埼玉県川越市小仙波町1-7-6
松永圭太プロフィール
1986年 岐阜県多治見市生まれ
2010年 名城大学建築学科 卒業
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2016年 金沢卯辰山工芸工房 修了
2018年 現在、岐阜県可児市で制作中
by sora_hikari | 2018-05-14 18:47 | 松永圭太展2018