2018年 04月 14日
「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」 8日目
「山本亮平・ゆき 展 白瓷考」の8日目。会期は明日4/15(日)までとなります。
山本亮平さん、ゆきさんの暮らす佐賀県有田町。近くには初期伊万里や唐津が同時に焼かれた古い窯跡があります。日本の食卓を変えてしまった磁器生産は、400年前にここ有田で始まりました。
ご夫婦共に有田窯業大学校を修了され、ご主人の亮平さんが土づくりから焼成まで全般を、奥様のゆきさんが絵付けを担当されています。亮平さんは東京出身、ゆきさんは長崎出身で有田焼の伝統家系ではありません。
独立後、長らく型打ちの白釉の食器を中心に製作されていましたが、約5年ほど前から現在のような土や薪窯焼成など有田の古典に繋がる器づくりに取り組まれています。以前の器も現在の器も一貫しているのは、日常の暮らしの中に軸足を置いた端整な食器を中心にしている点です。
昨年購入した山林を今年から開墾し始め、年内にはご自身の薪窯を築窯される予定です。自然に育った木々は濃く、伐採だけでも大変ですが、こつこつと自分たちで進める作業は、新たな思いで臨む器に繋がっていくことでしょう。








山本亮平さん、ゆきさんの暮らす佐賀県有田町。近くには初期伊万里や唐津が同時に焼かれた古い窯跡があります。日本の食卓を変えてしまった磁器生産は、400年前にここ有田で始まりました。
ご夫婦共に有田窯業大学校を修了され、ご主人の亮平さんが土づくりから焼成まで全般を、奥様のゆきさんが絵付けを担当されています。亮平さんは東京出身、ゆきさんは長崎出身で有田焼の伝統家系ではありません。
独立後、長らく型打ちの白釉の食器を中心に製作されていましたが、約5年ほど前から現在のような土や薪窯焼成など有田の古典に繋がる器づくりに取り組まれています。以前の器も現在の器も一貫しているのは、日常の暮らしの中に軸足を置いた端整な食器を中心にしている点です。
昨年購入した山林を今年から開墾し始め、年内にはご自身の薪窯を築窯される予定です。自然に育った木々は濃く、伐採だけでも大変ですが、こつこつと自分たちで進める作業は、新たな思いで臨む器に繋がっていくことでしょう。








山本亮平・ゆき 展 白瓷考(はくじこう)
2018年4月7日(土)~15日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6) 地図
山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作
山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2018年 佐賀県有田町にて制作
by sora_hikari | 2018-04-14 18:21 | 山本亮平・ゆき2018