2017年 11月 23日
「大原光一展 纏う茶器」 花器
「大原光一展 ~纏う茶器~」(11/26迄)の6日目-2。
大原光一さんの花器。灰被りの壺と一輪挿しです。
大原さんは陶芸をはじめて間もない頃に絵付けをしていたそうです。ある時、その器の割れた断面を見て愕然としたそうです。自分の仕事は1ミリにも満たない表層だけだったのかと。以来、土を芯から焼くことに取り組んできました。もちろんそれは個人の受け止め方なので一概には言えないのですが、大原さんの器づくりは、土、釉薬、焼成による「焼き物」としての拘りが根底にあることを知って頂ければと思うのです。
大原光一さんの花器。灰被りの壺と一輪挿しです。
大原さんは陶芸をはじめて間もない頃に絵付けをしていたそうです。ある時、その器の割れた断面を見て愕然としたそうです。自分の仕事は1ミリにも満たない表層だけだったのかと。以来、土を芯から焼くことに取り組んできました。もちろんそれは個人の受け止め方なので一概には言えないのですが、大原さんの器づくりは、土、釉薬、焼成による「焼き物」としての拘りが根底にあることを知って頂ければと思うのです。
大原光一展 ~纏う茶器~
2017年11月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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大原光一プロフィール
1974年 東京で生まれる。
1994年 大学で物理を学ぶも途中退学し、焼き物を始める。
1995年 日本の陶芸産地を訪ね歩く。
1996年 南山陶苑にて勤務。常滑に移住する。
1999年 同社を退社。独立。韓国の産地を訪ね歩く。
1999年~ 国内で個展、グループ展。韓国、米国などでも制作。
2017年 現在、愛知県常滑市で制作。
by sora_hikari | 2017-11-23 18:21 | 大原光一展