2017年 11月 22日
「大原光一展 纏う茶器」 皿・鉢
「大原光一展 ~纏う茶器~」(11/26迄)の5日目。
大原光一さんの皿と鉢。ベーシックな形に釉薬を掛け分けることで多様な表情を得ています。独立以来、薪窯の焼締めに取り組んで来ましたが、5年前から釉薬の仕事を始めました。表層を纏わない素の焼締めに対して、分厚く釉薬を纏う加算の器。真逆の転換に思えますが、どちらも底流にあるのは焼くことで生れる質感です。岩石の荒々しさ、木肌の刻む皺、波のぶつかり合い、夕焼けのグラデーション、、。自然界が生み出す神のマチエール。そこが大原さんの原点なのです。
大原光一さんの皿と鉢。ベーシックな形に釉薬を掛け分けることで多様な表情を得ています。独立以来、薪窯の焼締めに取り組んで来ましたが、5年前から釉薬の仕事を始めました。表層を纏わない素の焼締めに対して、分厚く釉薬を纏う加算の器。真逆の転換に思えますが、どちらも底流にあるのは焼くことで生れる質感です。岩石の荒々しさ、木肌の刻む皺、波のぶつかり合い、夕焼けのグラデーション、、。自然界が生み出す神のマチエール。そこが大原さんの原点なのです。
大原光一展 ~纏う茶器~
2017年11月18日(土)~26日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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大原光一プロフィール
1974年 東京で生まれる。
1994年 大学で物理を学ぶも途中退学し、焼き物を始める。
1995年 日本の陶芸産地を訪ね歩く。
1996年 南山陶苑にて勤務。常滑に移住する。
1999年 同社を退社。独立。韓国の産地を訪ね歩く。
1999年~ 国内で個展、グループ展。韓国、米国などでも制作。
2017年 現在、愛知県常滑市で制作。
by sora_hikari | 2017-11-22 16:21 | 大原光一展