2017年 11月 05日
「田淵太郎展 幽玄白磁」茶道具
「田淵太郎展 幽玄白磁」(~11/11迄)の3日目。
田淵太郎さんの窯変白磁の茶盌、水指、茶入。
多面的に削ぎ落とされた塊、中に広がる虚空。ろくろの回転体を主軸にする田淵作品のなかでは、茶盌は彫刻的アプローチによる造形。稜線によって区切られた個々の面に変化が表れます。あるものは墨絵のように。あるものは氷山のように。
水指にも唯ひとつの場面。そこに等伯の松林図を見るのは過言でしょうか。













田淵太郎さんの窯変白磁の茶盌、水指、茶入。
多面的に削ぎ落とされた塊、中に広がる虚空。ろくろの回転体を主軸にする田淵作品のなかでは、茶盌は彫刻的アプローチによる造形。稜線によって区切られた個々の面に変化が表れます。あるものは墨絵のように。あるものは氷山のように。
水指にも唯ひとつの場面。そこに等伯の松林図を見るのは過言でしょうか。













田淵太郎展 ~幽玄白磁~
2017年11月3日(金・祝日)~11日(土) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
窯変白磁面取茶碗 径135 高さ110mm
田淵太郎プロフィール
1977年 香川県生まれ
2000年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業
2007年 香川県高松市に穴窯を築窯
2017年 現在、同地にて制作
by sora_hikari | 2017-11-05 17:42 | 田淵太郎2017