2017年 10月 13日
「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」 豊増一雄・食器
「梶原靖元・豊増一雄 二人展 唐津と有田」(~10/15迄)の7日目。会期は残り2日となりました。週末の14日(土)・15日(日)は、川越最大のお祭り「川越祭り」が開催されます。町中は交通規制されますのでお出掛けの際はご注意ください。
豊増一雄さんの食器。
江戸時代に染付の器が登場しなければ、日本の食器文化はきっと寂しいものになっていたのではないでしょうか。それほど庶民の暮らしの隅々まで根付いた染付の器。堅牢で使い勝手が良く、豊富な絵柄や形は実用に加えて心で楽しませてくれる力がありました。
日本で初めて染付磁器の生産を成し遂げたのが、豊増さんが住む佐賀県の有田町でした。400年の歴史を経ています。豊増さんが作る多くの染付は、その初期に作られた土づくりや焼成方法に倣ったもの。薪窯でしっかりと芯まで焼き抜かれた器胎は、丈夫で実用面でも高い評価を得ています。
今展も、有田に留まらず、その原点にあたる中国や韓国の影響を受けた多様な食器が並んでいます。
豊増一雄さんの食器。
江戸時代に染付の器が登場しなければ、日本の食器文化はきっと寂しいものになっていたのではないでしょうか。それほど庶民の暮らしの隅々まで根付いた染付の器。堅牢で使い勝手が良く、豊富な絵柄や形は実用に加えて心で楽しませてくれる力がありました。
日本で初めて染付磁器の生産を成し遂げたのが、豊増さんが住む佐賀県の有田町でした。400年の歴史を経ています。豊増さんが作る多くの染付は、その初期に作られた土づくりや焼成方法に倣ったもの。薪窯でしっかりと芯まで焼き抜かれた器胎は、丈夫で実用面でも高い評価を得ています。
今展も、有田に留まらず、その原点にあたる中国や韓国の影響を受けた多様な食器が並んでいます。
梶原靖元・豊増一雄 二人展 ~唐津と有田~
2017年10月7日(土)~15日(日) 会期中無休
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市小仙波町1-7-6)地図
画像クリックで拡大
梶原靖元プロフィール
1962年 佐賀県伊万里市生まれ
1980年 唐津焼太閤三ノ丸窯で修業
1986年 京都 平安陶苑に勤務
1989年 大丸北峰氏に師事
1997年 佐賀県唐津市相知町に築窯
2017年 現在、同地にて作陶
豊増一雄プロフィール
1963年 中国上海市生まれ
1990年 京都府立陶工訓練校 修了
1990年 八世高橋道八に師事
1993年 佐賀県有田町に戻り作陶
1994年 同地にて陶房七〇八を開窯
2017年 現在、佐賀県有田町にて作陶
by sora_hikari | 2017-10-13 17:56 | 梶原靖元・豊増一雄