「教草 古布展」和更紗

教草 古布展」(~6/4迄)の5日目。会期は折り返しました。

本日ご紹介するのは和更紗と型染め。古裂で更紗と言えば、インドから渡ってきたインド更紗を頂点にジャワのジャワ更紗(バティック)など海外から輸入された裂が珍重されました。

江戸も後期になると憧れの更紗を日本でも作るようになります。元々型染め技術の優れた日本でしたから、多色型染めの厚手木綿地の和更紗が江戸末から明治にかけて多く作られました。

今回展示されている和更紗もそんな時代に作られた裂です。日本的な非対称の柄と違い、パタン―化された文様が特徴的です。当時の日本人が異国情緒を思い浮かべながら作ったであろう和更紗を実際に手に触れてみて頂ければと思います。

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 和更紗 (長崎) 幕末頃

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 和更紗(京更紗、堺更紗)幕末明治

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 木綿 和更紗 と絹織物 江戸

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 木綿 和更紗 江戸

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 堺更紗 黄色地、和更紗 青、他

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 木綿 型染 江戸

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 絹裂 型染めに繕い

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 木綿 型染藍 幕末頃

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 木綿 型染緑地、赤色 幕末頃


教草 古布展
2017年5月27日(土)~6月4日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
展示協力 骨董うまこし
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市)地図

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教草 印幡真由美プロフィール
1982年 東京生まれ
2005年 武蔵野美術大学造形学部(芸術文化学科)修了
所属した研究室に勤務
2007年 販売職や博物館勤務の傍ら、染織に関して情報収集する
2014年 骨董市に初出店
2017年 現在、骨董市や古道具企画展にて活動中


by sora_hikari | 2017-05-31 18:11 | 教草

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