「太田修嗣展 黒澤映画のような」5/13(土)より

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5月13日(土)から始まる「 太田修嗣 展 黒澤映画のような 」。

「片身替り菓子盆」(上)と「黒朱菓子盆」。サイズは7寸(21.5cm)。漆器で朱色と黒色は一般的な色ですが、これを合せて用いると強いコントラストになります。「赤と黒」と言えばスタンダールの同名小説を思い出す訳ですが、それは当時の支配階級を表す軍人の制服(赤)と聖職者の着る僧衣(黒)の服の色とか、ルーレットの文字盤の色を一か八かの人生に例えているという説があるそうです(by Wiki)。また黒澤映画の「乱」や「影武者」では赤と黒の対比が印象的でした。「赤と黒」にはデザイン的な視覚効果と共に、どこか人の情念を想起させるイメージがあるのかもしれません。


太田修嗣 展 ~黒澤映画のような~
2017年5月13日(土)~21日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時 
作家在廊日 5月13日(土)、14日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図

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太田修嗣プロフィール
1949年  愛媛県松山市生まれ
1981年  鎌倉・呂修庵にて塗師の仕事を始める
1983年  村井養作氏に師事 蒔絵および変り塗りを学ぶ
1987年  神奈川県厚木市にて独立
     ろくろ・指物・刳物 一貫制作による木漆工房を開く
1994年  愛媛県広田村(現・砥部町)に移転
2017年 現在 同地にて制作


by sora_hikari | 2017-05-12 10:31 | 太田修嗣2017

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