2016年 09月 23日
「 光藤佐 展 気韻生動 」 風流
「 光藤佐 展 気韻生動 」(~9/25迄)の7日目。会期は残り2日となりました。
白磁に書かれた赤絵。ご覧の通り、筆による朱色の漢字が書かれています。下地の白を活かしたリズミカルで風通しのよい運筆です。いずれも自然を詠った言葉が選ばれています。
いまや風流風雅の世界は、その抽象性から特定の和趣味の範囲に留まりがちですが、本来誰しも持ち合わせた高度な感性です。言葉の意味と共に、その行間にある風流を感じて頂ければと思います。

赤絵大壺(いろはにほへと)

赤絵大鉢(月静林無、葉雲寒菊有花)

赤絵ぐいのみ(無一物、福如雲、如白雲、無量壽)

赤絵一輪挿し(日高く花影を散じ風定まりて竹に聲無し)

赤絵湯呑み(雪月花、鳥歌花舞)

赤絵飯碗(花鳥風月)

赤絵飯碗(春蕪秋野)

赤絵掛花(花鳥風月)

赤絵掛花(陽月山河燃)
白磁に書かれた赤絵。ご覧の通り、筆による朱色の漢字が書かれています。下地の白を活かしたリズミカルで風通しのよい運筆です。いずれも自然を詠った言葉が選ばれています。
いまや風流風雅の世界は、その抽象性から特定の和趣味の範囲に留まりがちですが、本来誰しも持ち合わせた高度な感性です。言葉の意味と共に、その行間にある風流を感じて頂ければと思います。









光藤佐展 ~気韻生動(きいんせいどう)~
2016年9月17日(土)~25日(日) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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光藤佐プロフィール
1962年 兵庫県宝塚市生まれ
1978年 中学を出て京都府立陶工職業訓練校で学ぶ
1980年 京都の窯元で職人として働く
1982年 京都精華大学美術学部に入り絵を描く
1986年 京都の料亭のお庭窯で職人として働く
1989年 兵庫県にて築窯し独立する
2016年 現在、兵庫県朝来市にて制作する
by sora_hikari | 2016-09-23 18:05 | 光藤佐展2016