2016年 05月 22日
「 山本亮平・ゆき展 淡き青 」 転換点

「 山本亮平・ゆき展 淡き青 」は明日5/23(月)までとなります。閉店時間を繰り上げて17時で終了させて頂きます。
儚げな草花文壺、これまた哀愁漂う一品です。本歌となるのは李朝の胴継壺。
有田、唐津の歴史を辿ると、朝鮮に繋がります。唐津の発祥は当時の朝鮮人陶工たちの手によるものですが、有田はその流れをはじめ、中国の染付技術も早くから取り入れられていました。400年前に国や技術が交錯した、日本の焼き物史にとって、とてもエキサイティングな転換点です。
山本亮平・ゆきさんが暮らすご自宅の近くには、その頃の窯跡がいくつもあり、それが今の器づくりの源泉になっています。この時期の焼き物の変化を見ていると、まるで推理小説を読むようにわくわくするそうです。
山本亮平・ゆき展 ~淡き青~
2016年5月14日(土)~23日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
※会期中、東京・神楽坂の「さいめ」にて、山本さんの器を使ってお酒をお愉しみ頂けます。
野菜とお燗のお店 「さいめ」 (Facebook)
東京都新宿区納戸町33 平野ビル1階
電話 090-9813-9980
最寄駅 牛込神楽坂(大江戸線)
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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2016年 佐賀県有田町にて制作
山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2016年 佐賀県有田町にて制作
by sora_hikari | 2016-05-22 19:38 | 山本亮平・ゆき