2016年 05月 17日
「 山本亮平・ゆき展 淡き青 」 絵付け
「 山本亮平・ゆき展 淡き青 」 (~5/23迄)を開催中です。
本展では染付の器が多く並んでいます。亮平さんの器と言えば、以前は乳白手の無地白磁でしたから、現在あらためて有田の染付に立ち返るお仕事に取り組まれています。
絵付けの多くを担当されるのは、奥様のゆきさん。有田の窯大を卒業してから、絵付け師として3年間お勤めの経験があります。多摩美油絵出身の亮平さんも認める絵付けの上手さだそうです。
しかし上手いがゆえに、きちんとした絵になり過ぎることもあり、初期伊万里風の加減の効いた絵にするために、亮平さんのアドバイスも加わって二人三脚の絵になっているようです。
絵付けは、「奥にぐっと引き込まれる絵」と「前にふわっと出てくる絵」の二極を意識して描かれているそうです。確かに並んだ絵付けを見ると、くぐもった附立筆の儚げな絵、濃み筆のたっぷりとした呉須の絵の違いが見えてきます。どちらが好みか見比べながら選ぶのも楽しいでしょう。
本展では染付の器が多く並んでいます。亮平さんの器と言えば、以前は乳白手の無地白磁でしたから、現在あらためて有田の染付に立ち返るお仕事に取り組まれています。
絵付けの多くを担当されるのは、奥様のゆきさん。有田の窯大を卒業してから、絵付け師として3年間お勤めの経験があります。多摩美油絵出身の亮平さんも認める絵付けの上手さだそうです。
しかし上手いがゆえに、きちんとした絵になり過ぎることもあり、初期伊万里風の加減の効いた絵にするために、亮平さんのアドバイスも加わって二人三脚の絵になっているようです。
絵付けは、「奥にぐっと引き込まれる絵」と「前にふわっと出てくる絵」の二極を意識して描かれているそうです。確かに並んだ絵付けを見ると、くぐもった附立筆の儚げな絵、濃み筆のたっぷりとした呉須の絵の違いが見えてきます。どちらが好みか見比べながら選ぶのも楽しいでしょう。
山本亮平・ゆき展 ~淡き青~
2016年5月14日(土)~23日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
※会期中、東京・神楽坂の「さいめ」にて、山本さんの器を使ってお酒をお愉しみ頂けます。
野菜とお燗のお店 「さいめ」 (Facebook)
東京都新宿区納戸町33 平野ビル1階
電話 090-9813-9980
最寄駅 牛込神楽坂(大江戸線)
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山本亮平プロフィール
1972年 東京都生まれ
1998年 多摩美術大学油絵科卒業
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2016年 佐賀県有田町にて制作
山本ゆきプロフィール
1978年 長崎県生まれ
2000年 佐賀有田窯業大学短期修了
2016年 佐賀県有田町にて制作
by sora_hikari | 2016-05-17 21:55 | 山本亮平・ゆき