2016年 03月 24日
「 松永圭太展 Mars Gravity 」 痕跡
「 松永圭太展 ~Mars Gravity~ 」(~3/28迄)の6日目。
写真は、中型のオブジェ。
松永さんが建築を学んでいる時に、取り壊された建築物の敷地に残るコンクリートの基礎を見て、美しさを感じたそうです。無機質な物体だけれど、それを平面図的に見ると、かつてあった部屋の間取りが伝わってきて、そこに人の営みの痕跡を感じるからだそうです。
この体験が、今作っているオブジェの造形的な感覚に通じているようです。それは無機質で、ミニマルで、物質的。まるで主体と客体の分離によって「もの」との関係を探ろうと試みたアート「もの派」のようなクールな視点と共に、時間が堆積して物の深層に宿った人間の痕跡を思い起こさせるのです。
蛻(もぬけ) w40cm d25cm h25cm 80,000yen+tax
蛻(もぬけ) w25cm d16cm h19cm 40,000yen+tax
箱 w22cm d 4cm h30cm 18,000yen+tax
土の面 w23cm h10cm 10,000yen+tax
土の面 w23cm h10cm 10,000yen+tax
mass φ8cm h6.5cm 5,000yen+tax
結 w35cm d20cm h36cm 120,000yen+tax
写真は、中型のオブジェ。
松永さんが建築を学んでいる時に、取り壊された建築物の敷地に残るコンクリートの基礎を見て、美しさを感じたそうです。無機質な物体だけれど、それを平面図的に見ると、かつてあった部屋の間取りが伝わってきて、そこに人の営みの痕跡を感じるからだそうです。
この体験が、今作っているオブジェの造形的な感覚に通じているようです。それは無機質で、ミニマルで、物質的。まるで主体と客体の分離によって「もの」との関係を探ろうと試みたアート「もの派」のようなクールな視点と共に、時間が堆積して物の深層に宿った人間の痕跡を思い起こさせるのです。
松永圭太展 ~Mars Gravity~
2016年3月19日(土)~28日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時
在廊日 3月19日(土)・20日(日)・27日(日)・28日(月)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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松永圭太プロフィール
1986年 岐阜県多治見市生まれ
2010年 名城大学建築学科卒業
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2016年 金沢卯辰山工芸工房修了
by sora_hikari | 2016-03-24 19:55 | 松永圭太