2016年 02月 23日
「 西川弘修の眼 古物展 」 中世の壺

「 西川弘修の眼 古物展 」(~2/29迄)の4日目。
中世の壺の美しさは、もの言わぬ寡黙さにあります。作られた当時は、水甕や穀物貯蔵の容器として働く器だったから。作ったのは、名前で売る作家ではなく、無名の職人。純粋な用具でありながら、窯の中の自然の作用による偶発的な変化。それをどう見てとるかは、物と自分との関係性でしょう。写真は常滑の大壺(室町)。西川さんらしいセレクトです。
西川弘修の眼 古物展
2016年2月20日(土)~29日(月) 会期中無休
営業時間 11時~18時
在廊日 2月20日(土)・21日(日)・28日(日)
ギャラリーうつわノート(埼玉県川越市) 地図
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西川弘修プロフィール
1973年 大阪生まれ
1992年~96年 沖縄・北海道、アメリカを周りアイヌ民族やネイティブアメリカンと過ごす
1998年 三重県松阪市に而今禾の前身となるお店を開設
2000年 三重県亀山市関町の古い町家に「而今禾」オープン
2010年 東京都世田谷に「Jikonka Tokyo」オープン
2012年 台湾台北市に「Jikonka TAIPEI」オープン
by sora_hikari | 2016-02-23 20:39 | 西川弘修